過換気症候群(パニック)自律神経失調症の方の整体感想
福岡市で自律神経失調症を改善する整体院をお探しならクローバーカイロプラクティックへ!
クローバーカイロプラクティックの吉武です。
本日は自律神経失調症・過換気症候群(パニック)でお悩みだった方の感想をご紹介致します。
概要
先日、当院に自律神経の乱れに悩む方からいただいた施術感想をご紹介させていただきます。
この方は、仕事中に頭から血の気が引く感覚や、シビレ(後頭部、首、腹部、前腕、下肢)が起こり倒れそうになるという具体的な症状に悩まされていました。これらの症状は職場でも続けて起こり、自宅でも何度も経験していたそうです。そのため、総合病院と別の病院を受診されましたが、一方では過換気症候群、もう一方では自律神経失調症との診断を受けられたとのことです。
病院での治療では、薬物療法が試みられましたが、症状の再発が見られたそうです。また、精神科では抗うつ薬や抗精神薬の治療が提案されましたが、副作用の心配からその治療法を断念されました。
そうした中、精神科以外のアプローチを模索されていた際に、当院を見つけていただき来院されました。
施術について
当院では、病院とは異なる視点からアプローチし、主に脳と神経を安定させる施術を行っています。その結果、波のような状態の中であっても、数回の施術で症状が落ち着いたとのことで、カルテにもその変化が記されています。
このような症状の場合、気分と症状が一致していることもあり、朝早く起きて身体を動かすことを意識することが、体調の回復につながると考えられます。
この方は、お子さんの育児に加えて大変な状況にありましたが、現在はほとんど月に1回の施術で安定されているように思われます。
クローバーカイロプラクティックは、患者様の健康と幸福を追求し、病院治療とは異なるアプローチで最善のケアを提供してまいります。
過換気症候群について
概要
過換気症候群とは、何らかのきっかけで急に呼吸過多となり、息苦しさや動悸、めまい、頭痛、手足のしびれ、吐き気、失神など、さまざまな症状が現れる病態を指します。“過呼吸症候群”とも呼ばれます。
主な原因として精神的不安や極度の緊張などが挙げられ、性格的に几帳面な方や心配性な方に多いといわれています。また若者、特に10~20歳代の女性に多くみられます。
まれに意識を失ったり、けいれんを起こしたりすることがありますが、過換気症候群によって命を落とすことはありません。一般的に予後は良好で、30分~1時間程度で症状が治まります。
原因
過換気症候群の原因には、心理的要因(不安・緊張・恐怖など)、身体的要因(発熱など)、激しい運動、疲労、睡眠不足などが挙げられます。
私たちは、空気を吸い込むことで酸素を体内に取り込み、息を吐くことによって体内でできた二酸化炭素を体外に出しています。この一連のガス交換を“呼吸”といいます。
過換気症候群では、上記のような要因が引き金となって過呼吸状態(息を何度も強く吸ったり吐いたりする状態)になります。すると二酸化炭素が過剰に排出されて血液中の二酸化炭素濃度が低下し、呼吸をつかさどる脳の呼吸中枢によって呼吸が抑制されます。その結果、息が吸えない、窒息しそうな息苦しさが生じるようになるのです。
また、過呼吸状態が続くと血液中の二酸化炭素濃度が大きく低下し、体がアルカリ性に傾くことでさまざまな症状が現れるようになります。
なお、過呼吸症候群は特に病気がなくても起こりますが、心臓や呼吸器の病気、パニック障害などの症状として起こることもあります。
症状
上記のような要因をきっかけとして、突然息が吸いにくくなって息苦しくなります。こうなると不安や恐怖から浅くて速い呼吸となり、体内がアルカリ性に傾くことで、動悸、胸痛、めまい、頭痛、ふらつき、手足のしびれ、吐き気などの症状が現れます。
こういった症状によってパニック状態に陥ることもあり、死の恐怖を感じることもあります。また、まれに意識を失ったり、けいれんを起こしたりすることもありますが命の危険はありません。
症状が出てくると不安や恐怖を感じて、浅く速い呼吸を続け、その結果症状がさらに悪化するという悪循環に陥ります。しかし、ゆっくりとしたリズムで呼吸することで症状が治まってくるため、発作時には患者本人も周囲も落ち着いて対応することが大切です。